甜茶
甜茶の効果と花粉症
甜茶とは
甜茶は、中国茶の一種なのですが、
本家中国では、ある特定の種類のことではなく、「甘いお茶」の総称で、代表的なものには、
- 甜葉懸鈎子 ( てんようけんこうし )-バラ科
- 牛白藤 ( ぎゅうはくとう )-アカネ科
- 臘蓮繍球 ( ろうれんしゅうきゅう )-ユキノシタ科
- 多穂石柯葉 ( たすいせきかよう )-ブナ科
の 4種類がありますが、
このうち、わが国で甜茶と呼ばれて、花粉症などのアレルギーに効果があるとして注目されているのは、
バラ科の甜葉懸鈎子です。
抗アレルギー作用があるとされている甜茶ポリフェノールは、バラ科の甜葉懸鈎子にだけ含まれているものです。
以下、本ページでの甜茶とは、バラ科の甜葉懸鈎子についてのものです。
甜茶の「甜」の字は、文字通り、「舌に甘い」ということで、
伝えられた当初は、砂糖の75倍も甘いとされる「ルブソシド」と呼ばれる甘味成分の、糖尿病やダイエットのための利用が注目されていましたが、
後に、甜茶が花粉症などのアレルギー症状に有効であることが分かり、
今日では、健康茶や甜茶飴として商品化されています。
甜茶は、中国南部地方の広西荘族自治区に自生しているバラ科の植物です。
「お茶」と呼ばれてはいますが、カフェインは含まれていません。
- スポンサードリンク
甜茶の成分
- 甜茶ポリフェノール ( タンニンの一種 )
- 各種アミノ酸
- カリウム、カウシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などの各種ミネラル
- ルブソシド ( 甘みの素 )
甜茶の作用・効果
- 花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎の症状を緩和する効果
第44回日本アレルギー学会(1994年 )で、甜茶に含まれる成分『甜茶ポリフェノール』には、抗ヒスタミン作用と抗炎症作用のあることが発表されました。
- 歯周病の予防・歯周病に伴う口臭予防
- 漢方的な働き
甜茶は、中国では、「開胃茶」と呼ばれ、親しまれている健康茶で、
食欲増進や去痰、また、咳止め、解熱などの風邪の症状に効果があるといわれています。
- ダイエット時の甘味料として
ルブソシド ( 甘みの素 ) は、微量でも甘味を感じますが、カロリーはほとんどありません。
- スポンサードリンク
花粉症シーズン前から摂取すれば予防に有効
花粉症対策として、花粉が飛び始める 1ヶ月 ~ 2週間前から、甜茶エキス摂取するとより効果があるということです。
甜茶エキスの摂取量は、120mg/日、が目安です。
甜茶ポリフェノールの含有量について
甜茶ポリフェノールとルブソシドは、ほぼ一定の割合で含まれています。
他の原材料とブレンドされている製品では、甜茶ポリフェノールの量が少ないものもありますが、
甜茶単品の製品で、
『バラ科植物』や、『開胃茶』などの表示が記載されているものには、1.2 %以上の甜茶ポリフェノールが含まれているということです。
( この項、農水省のH.P を参考にしました。)
甜茶とカフェイン
甜茶は、ノン・カフェイン飲料です。
ただし、紅茶などをブレンドしている商品については、このかぎりではありません。
甜茶・商品の表示について
- 甜茶は、特定保健用食品ではありません。
そのため、効能については明記できないので、「のどにやさしい」とか、「目や鼻にやさしい」などの間接的な表現で健康イメージを伝える表示がされています。
- ルブソシド ( 甘みの素 ) に関しては、
「カロリーの少ない甘味成分」「ほどよい甘味」「自然の甘さ」などの記載がされています。
- 原材料の表示
甜茶のみのものと、ハトムギなど他の原材料をブレンドしたものが販売されています。
甜茶 副作用
甜茶は、効果の現れるのが早く、アレルギー性鼻炎の諸症状が一週間で緩和したという報告があります。
また、現在の所、甜茶による重大な副作用についての報告はされていません。
ページのキーワード
- 甜葉懸鈎子
- 甜茶ポリフェノール
- 抗ヒスタミン作用
- 花粉症対策
- ルブソシド
- アレルギー性鼻炎