マルチビタミン・ミネラルは、食事の内容がどのように変わっても、常に一定の量の微量栄養素を気軽に補給するために作られたサプリメントです。

マルチビタミン・ミネラル

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マルチビタミン・ミネラルとは

マルチビタミン・ミネラルとは、10種類以上のビタミンやミネラルをバランスよく配合し、
それを摂取すると体調の維持に役立つとされているものです。

食生活は、各種の栄養素をできるだけバランスよく摂取したいものですが、
現実には、慢性的に不足しがちな栄養素が複数考えられます。

マルチビタミン・ミネラルは、食事の内容がどのように変わっても、
常に一定の量の微量栄養素を気軽に補給するために作られたサプリメントです。
マルチビタミン・ミネラルのサプリメントには、
一度に複数のビタミン・ミネラルを気軽に摂取することができるという便利さがあります。


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タイムリリース加工とキレート加工について

  • タイムリリース加工
    ビタミンCやビタミンB などの水溶性ビタミンは、その名のとおり水に溶けやすく、
    体内で1~3時間程度しか留まる事ができません。
    せっかく摂取したマルチビタミン・ミネラルのビタミン成分が、短時間で尿や汗などと共に排出されることになってしまいます。
    そこで、
    体内でできるだけ長い時間作用させるために、ビタミンが少しずつ溶け出るように加工することをタイムリリース加工といいます。
  • キレート加工
    ミネラルは腸で吸収されますが、、もともと吸収率が低く、摂取した量のわずか数%しか吸収されません。
    しかし、特定のアミノ酸でミネラルをコーティングする事によって、格段に効率よく吸収する事ができるようになります。
    このように、ミネラルの吸収率を高める為に、アミノ酸でミネラルをコーティング処理する事がキレート加工です。

ビタミンについて

ビタミンは、生体の代謝のために欠かすことができない微量栄養素で、
糖質、脂質、タンパク質などの代謝において潤滑油的なはたらききをしています。
ビタミンは、ヒトの体内では生成することができない、あるいは、できても量的に不十分であるため、食事などから取り入れなければなりません。

ビタミンの種類は現在、

  • 水溶性ビタミンとして
  1. ビタミンB1 : チアミン
  2. ビタミンB2 : リボフラビン、ビタミンGともいう
  3. ビタミンB3 : ナイアシン、ビタミンPPともいう
  4. ビタミンB5 : パントテン酸
  5. ビタミンB6 : ピリドキサール、ピキドキサミン、ピリドキシン
  6. ビタミンB7 : ビオチン、ビタミンBw、ビタミンHともいう
  7. ビタミンB9 : 葉酸、ビタミンBc、ビタミンMともいう
  8. ビタミンB12 : シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン
  9. ビタミンC : アスコルビン酸
  • 脂溶性ビタミンとして
  1. ビタミンA : アクセルフロール、βカロチンなどのカロチノイドの一部
  2. ビタミンD : エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール
  3. ビタミンE : トコフェロール、トコトリエノール
  4. ビタミンK : フィロキノン、メナキノンの2つのナフトキノン誘導体

の、合計13種類が確認されています。
市販のマルチビタミン・ミネラルの内容は、この中から『K』を除いた12種類が入ったものが主流です。

ビタミンの摂取量について

今日では、通常の食生活を送っていれば、ビタミン不足に陥る心配は少ないとされています。
また、ほとんどのビタミンは、ミネラルを過剰摂取した場合と異なり、
所要量の10倍を摂取しても毒性を示すことはない、ということです。

ミネラルの種類

現在、118種類の元素が地球上に存在するとされています。
そのうち、

  • 水素 ( H )
  • 炭素 ( C )
  • 窒素 ( N )
  • 酸素 ( O )

のように、たんぱく質・脂肪・炭水化物の主要構成成分になっているものを除いた、
114種類の元素が、ミネラルと呼ばれています。

必須ミネラル

114種類あるミネラルの中で、ヒトの体内に存在し、栄養素として欠かせないことが確定しているものを必須ミネラルといい、現在16種類が指定されています。

必須ミネラルのうち、1日の摂取量が概ね100mg以上のものと、100mg未満のものをそれぞれ、

主要ミネラル微量ミネラルと分類することもあります。

  • 主要ミネラル
  1. ナトリウム( Na )
  2. 塩素 ( Cl )
  3. カリウム ( K )
  4. カルシウム ( Ca )
  5. マグネシウム ( Mg )
  6. リン ( P )
  7. イオウ ( S )
  • 微量ミネラル
  1. 鉄 ( Fe )
  2. 亜鉛 ( Zn )
  3. 銅 ( Cu )
  4. マンガン ( Mn )
  5. コバルト ( Co )
  6. クロム ( Cr )
  7. ヨウ素 ( I )
  8. モリブデン ( Mo )
  9. セレン ( Se )

必須ミネラルの種類は、今後の研究で必須性が証明されて、増えていく可能性があります。

市販されているマルチビタミン・ミネラルは、
過剰摂取になりやすい『ナトリウム』や『リン』などを除いた、10~11種類のミネラルの入ったものが主流になっています。


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ミネラルのはたらき

ミネラルは身体組織の材料にもなり、細胞や臓器のはたらきと深く関係していますが、
他に、次のような重要なはたらきがあります。

  • 酵素を活性化し、代謝機能を向上させる。
  • ビタミンの働きを助ける。
    ビタミンが働くためには、ミネラルが必要です。
    ビタミンは、生体の代謝のために欠かすことができない微量栄養素ですが、
    同じ微量栄養素であるミネラルが無ければ、はたらくことができません。
  • 身体のpHを弱アルカリ性 ( 約pH7.3 ) に維持する機能をもつ。
  • 細胞浸透圧作用を保持し、調整する。

ミネラル不足が原因でおこる症状

以下は、可能性の範囲内でとらえてください。

症状の原因を特定するものではありません。

  • ナトリウム
    眩暈 ( めまい )・失神・倦怠感・不安感・食欲不振
  • マグネシウム
    眩暈 ( めまい )・疲労感・倦怠感・こむらがえり・動悸
    神経疾患・精神疾患・不整脈・心疾患
  • リン
    歯が弱くなる・骨折・
  • カリウム
    脱力感・食欲不振・吐き気・無関心・不安感・麻痺・不整脈
    カルシウム
    骨や歯が弱くなる・神経が過敏になる
  • クロム
    疲労感・脱力感
  • マンガン
    骨や軟骨の発育低下、傷の治癒の遅れ・疲労感・運動失調

  • 鉄欠乏性貧血・疲れ・免疫低下・運動能力の低下

  • 骨の変形・骨折・髪の毛の脱色素・貧血・筋緊張の低下・成長障害
  • 亜鉛
    免疫力の低下・食欲不振・味覚障害・生殖能力の低下
  • セレン
    地方病性変形性軟骨関節症
  • モリブデン
    疲労感・筋力の低下・子供の場合は発育遅延。
  • ヨウ素
    疲労感・食欲不振・新陳代謝の悪化・甲状腺肥大

ミネラルの過剰摂取

ミネラルは、体内で生成することができないため、食物などから摂取することになりますが、
同じ微量栄養素であるビタミン以上にバランス良く取り入れる必要があります。
ビタミンは、殆どの場合、所要量の10倍を摂取しても毒性を示すことはありませんが、
ミネラルは、所要量の数倍程度の摂取で、人体に害を与えてしまうこともあるのです。
また、
単体で過剰摂取したミネラルは、他のミネラルの吸収を妨げたり、体外への排出を促したりする性質があります。
例えば、カルシウムだけを過剰に摂取すると、マグネシウムの不足を招くことになります。

マルチビタミン・ミネラル 選び方

マルチビタミン・ミネラルの素材には、天然由来のものと合成されたものとがあります。
それぞれに、同じ効果の物と、違う物とがあります。

例えば、ビタミンEの場合ですと、天然由来の方が抗酸化力が高く、合成素材ではその効力が劣ります。

また、ビタミンCでは、
天然由来のものも、合成素材のものも全く同じ効力を示しますが、
天然のビタミンCは殆どの場合、原料自体にフラボノイドを含んでいる為、ビタミンCの吸収効率がより高くなります。

かつては、サプリメント先進国であるアメリカ製のマルチビタミン・ミネラルが良いと言われていましたが、最近では日本製も品質が高くなっていますので、あまり気にする必要は無いでしょう。

もし、『天然サプリメント』や『タイムリリース加工』、『キレート加工』を施したマルチビタミン・ミネラルが欲しい場合は、
多少値の張る購入金額になるのが現状です。

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